冬の植え替えには準備が必要!?

冬の植え替えに向けてできる事

 

お久しぶりです。

お盆や御彼岸の準備などで色々とてんてこまいで、ブログを更新できずにすいません。

頑張って更新して参ります。

 

さて、タイトルにも書かせてもらった件ですが、皆様植え替えを行う時にどのように行いますか?

まずは、今まで植わっていた苗ものを抜いて捨てます。そして、買ってきた苗ものを植えると思いますが、実はそのまま植えるとあまりよくないのってご存知ですか?

 

なぜあまりよくないかと言いますと、

・まず、土の中の養分(肥料分)が少なくなっている。

これは、前まで植わっていた苗ものに養分を取られているので、新しい苗ものを植えてもその苗ものに上げる養分がありません。

 

・そして、土の中に害虫や病原菌がいる可能性がある。

これは害虫が土の中に卵を産んでいたり、土の中に病原菌が潜んでいることがあります。

このような土で植えてしまっても、病気にかかったり孵化した害虫にむしばまれてしまう可能性があります。

 

・さらに、古い根っこや種子、枯葉などのごみが混ざっている。

古い根っこや枯葉などが土の中にあると、新しい苗ものの根っこを伸ばすのに邪魔になってしまいます。種子などが発芽してしまうと、そちらの方に養分を取られることがあります。

 

・また、水はけが悪くなっていて根腐れをおこす可能性が高くなっている。

新しい土はふかふかの土で適度な隙間があり、空気や水が入りやすくなっていています。しかし、古い土になるとその隙間が無くなってしまっているので空気も入らなければ水はけが悪くなっているため根腐れをおこしやすくなっています。

 

と言うように、そのまま植えるのはデメリットしかありません。では、古い土はどのようにすればいいのでしょうか。

簡単な解決方法は捨てる事です。しかしながら、市町村によってごみの捨て方は様々ですが、土ってなかなか捨てることはできませんよね。

しかもすべて新しい土にするとそこそこお値段もかかります。

ではどのようにすればいいかと言いますと、リサイクルで使用する方法です。

古い土を復活させることが出来るのか?とお思いかもしれませんが、ある程度までは復活させることが出来ます。

まずは、土を振るいにかけて余分なごみや不純物を取り除きます。

100%とれる訳ではありませんが、やるとやらないでは大違いです。

 

そして、土を乾かします。本格的に行うには1か月くらいかかりますが、簡易的に行うのであれば一度、土を平らに並べ熱湯をかけます。

熱湯をかけて細菌や卵を熱菌処理していきます。そして完全に乾かします。

その時に表面が乾いたら裏返しにしてあげるなどしてあげるとよいです。

 

さらに、土壌改善をする。

市販で売っている土壌改良材を使用するのが簡単ですが、新しい培養土や、腐葉土、堆肥などを混ぜることによって元の土のように復活してきます。

 

最後に、土の養分が少なくなっているのは、肥料をあげる。

肥料は水性の肥料と固形の肥料があります。一般的に水性の肥料は即効性はあるけど、持続性はありません。

逆に固形肥料は即効性はありませんが持続性はあります。なのでこの場合ですと固形肥料を上げると良いでしょう。

 

本格的にやるとなると、もっと細かなことをしていく必要もあるかと思いますが、これだけやってもらうだけで段違いに育ち方が変わります。

 

これから冬のシーズンでパンジーやビオラ等植える時期が近付いてきています。そのまま植え替えるのでなく、ぜひとも土壌改良をして植え替えをしてみてください。

必ず、育ち方は違います。

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mio

【こんなことができる人】                                                         フラワープランナーとしてお花を飾る・お花のある暮らしを提案しています。 店舗装飾の依頼や特別なサプライズプレゼントのご相談・写真映えする花束のご提案など 多岐にわたるお花に関わることをプランニングさせていただいています。 裏では、お墓まいりの代行・ネイルサロン経営・ボタニカルキャンドルアーティスト・HP作成 女子力貸します・点描画・花を堆肥に変えるプロジェクト代表などその他にも10以上の顔を持つと言われている とにかく気になったことは全部やる人!全部アウトプットする人!猪突猛進いのしし年・好奇心旺盛ふたご座。 【簡単な経歴】 高校生の時から花屋でアルバイトをして花の魅力にはまりながらも あらゆる知的好奇心が抑えられず、ネイリストやボディーメイクアドバイザーなど美容の仕事にかかわり始め 恵比寿でカウンセリング技術を学び2年という短い期間で500人以上の女性の体の悩みや人生の悩みを聞く中、 自分自身も本当にしたいことというのを改めて考え始め、美容の世界から花の世界へと戻り 「花政」とのパートナー企業、「お花まいる」を立ち上げ現在にいたる。

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