Q.法事のお花はいくらでできますか?いくらが普通ですか?

 

A.どんなことをするにも一番知りたい情報ですよね。

一番のお答えとしては金額に決まりはありません。

でもそれでは困ると思いますので指標としてお答えするのは

・ご本堂に飾るのが束の場合で1束3000円くらいから~が金額のスタートになります。

一番多いのは1束5000円1対で1万円がポピュラーです。

(あくまでも、花政のお客様の平均のご注文金額です)

 

・花篭の場合は1基1万円から~がスタートです。

そして12000円くらいで頼まれることが一番多いです。

 

・墓前用の束は普段のお参り用に1束500円くらいからご用意はございますが

ご法事ですと1束1500円、1対で3000円くらいが平均になります。

 

・補足ですがご法事の周忌によって49日から3回忌くらいまでは、お花を沢山ご用意してそれなりに金額をかけるようにお見受けします。

そして7回忌.13回忌.30回忌と少しずつ規模を縮小していくようにされるお家が多いようです。

 

 

Q.個数はどうしたらいいですか?

 

先ほど1束とか1対.1基などと申しましたが、何を何個用意したらいいのかとのご質問も多くいただきます。

正式にはお寺さんが1つでいいと言わない限りはご本堂用に1対、お墓用に1対ご用意いただくのが一般的ではあります。

 

Q.本堂に持っていった花を法事が終わったらお墓に使うのでお墓のお花は用意しなくてもいいですか?

 

A.それはお勧めできません。

ご本尊様に一度上げた花はご本尊様のお花です。

それを下げることは失礼にあたります。

どうしても下げ花をする場合は一言お声がけをして了承していただけたなら下げることもありますが

自分の仏様を守っていただくご本尊様にお花をあげたらそのまま飾っていただくことが礼儀になります。

 

Q.花は菊しかだめですか?

 

A.菊以外でも全然大丈夫です。

日本では菊を和花.それ以外のお花を洋花と呼び、菊を仏で使うのが流れにはなっていますが、

近年では菊をお祝いで使うことも多いですし、ご法事やご葬儀を洋花だけで飾ることも珍しいことではなくなっています。

お花の種類というよりは亡くなった方やご家族のお好きな花や季節のお花を使うことでとても良いご法事になることと思います。

当店ではお任せで頼まれた時は和花(菊)と洋花(菊以外のお花)を織り交ぜた花を作ることが多いです。

追記…〈お墓にあげるお花の言い伝え〉

仏花と呼ばれる、仏様に上げるお花ですが基本、赤・白・黄色・できれば青…と、素敵とは言えない色の組み合わせで花を組みます。

それには実は言い伝えがあって、亡くなった方のいる場所では、お花が物にかわると言われているそうです。

イメージとしては

赤い色のお花はお肉に…

白い色のお花はご飯(お米)に…

黄色のお花は衣服に…

青色のお花は車に…

という感じで色が違うことで、色々な欲しい物が仏様の手に届くと言い伝えられています。

食べ物や小物などをお墓にお供えすることも多いですが、仏様が確認できるのはお花だけともされています。

ぜひ、お花をお供えする際には心の隅にこんな話があったことを思い出してもらえたらと思います。

 

 

 

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