花の等級と価格

 

皆様こんにちは。

本日は何を書こうかと悩んではいますが、タイトルに書かせていただいたことでも書いて見ようと思います。

 

お花の値段ってお店によって違うことが多いですよね。

一概にそうとは言えませんが、立地が関係していることもしばしば・・・・・

 

あとは、何で価格が違うかというと、お花の生産地と等級です。

 

一番わかりやすいのが、専門店や量販店などに置いてある店頭束。

 

店頭束の仏花に使われている菊と、1本で買う菊は等級が断然に違います。

 

1本売りの花は秀品(とても良い品物)の2LやLなどお店で販売していると思いますが、

店頭束の菊は秀品の中でもMやS、もしくは秀品より下位等級の物を使用しているところがほとんどでしょう。

 

じゃあ何が違うかというと、1番は花の大きさ、茎の硬さ、などが違います。

 

日持ちも違ったりするので、もし数本買うのであれば1本売りの菊を買ってみてください。

 

当店ではお客様によく言われるのが、ユリです。

何を言われるかというと「高いわね」と言われることが多いです。

確かに1本1000円前後のユリを常備しているので量販店などで常日頃買われているお客様からしたら高額商品に感じていますかもしれません。

 

ではなぜそんな高いユリを置いているのかと言うと、ズバリ産地と等級が違うからです。

 

産地で言うと色々なところの産地がありますが、

その週の品物を見てどこの産地が一番いいのか、

品物がしっかりしているのか等総合的にみて買っています。

 

等級やサイズで言うと、秀、優、良と大きく分けてこの3種類があります。

 

何が違うかと言うと「秀品」のはいわずもがなでいいものです。

茎がしっかりしていて、傷、奇形などが無い品物です。

 

「優品」は少し茎が弱かったり傷や奇形が出ていたりするものです。

 

「良品」は奇形率が多かったり、花びらに傷がついていたりといろいろと難点があります。

 

サイズ感で言うと、ユリの場合は100cm、90cm、80cm、70cmとあります。

長ければ長い方がお値段も高くなっていきます。

より良いものを提供していきたいと考えているのでご容赦頂ければと思います。

かといってリーズナブルなユリも置いたりしていますよ。

 

実際に見てみましょう。

左側が店頭束でお出しする300円のユリです。

右側が1本売りをする1000円のユリになります。

 

 

 

どうですか?一目瞭然ではないですか?

 

花の大きさ、茎の太さ、葉っぱのツヤどれを見ても右側の方が断然いい品物です。

 

このように比べてみるとその値段ならしょうが無いのかな。

と言う風に思っていただければと思います。

 

どのお花も生産者の方々が丹精込めて作って下さったお花になりますので・・・・・

友だち追加

The following two tabs change content below.

社長

2代目花政社長 確かな技術と、onlyoneの精神の元、次々と作品を作りだす能力はピカイチ!!人の3倍のスピードで動きます。 花キューピット神奈川指導委員長やNフラワーデザインインターナショナルの理事なども兼任しつつ茅ヶ崎青年会議所の一員として茅ヶ崎発展と向上にも尽力しています。 なぜだか子供と犬に異常にモテる遊び心の持ち主、作る作品も遊び心いっぱいです。

最新記事 by 社長 (全て見る)

関連記事

  1. 「謹賀新年」

  2. 最後の花

  3. ちょっと怖いお花の話し

  4. アダムがイブに花を贈る?

  5. フォローミー

  6. HP公開記念ブログ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。