「新品種」仕入れてます!!

「変わった品種と売れる品種」

 

皆様こんにちは。

店長の藤澤努です。

今回は「変わった品種と売れる品種」について書いてみたいと思います。

 

花屋の市場は基本的に、月曜、水曜、金曜が切り花のセリ。

 

火曜、木曜(場所によっては休みの所もあります。)土曜が鉢物のセリになります。

 

俗にいう表日と裏日って言いますが・・・・・最近は言わないか。

 

セリ日前日に相対取引と言ってパソコンで取引ができるのですけど、

「パソコンで買う」=「商品を実際に見ないで買う」ことになります。

 

なので生産者を決めて買ったり、値段で買ったりするのですが時には失敗することもあるのですよ・・・・

こればっかりは自然との闘いですので何とも言えません。

 

そんなことはさておき、パソコンを見て買う時に「新品種」なんて文言が書いてあると、

おっ!!ってなるのですけど、必ずしもヒットするわけではないのです。

 

実際に手に取ってみると、似たような品種あったな~とか、これは売れないな~とか・・・・・

すごいかわいいじゃん!とか様々です。

土地柄にもよって違うとは思いますが、意外にオーソドックスなものを好まれることが多いかもしれません。

 

 

 

たとえば、写真のスプレーバラ「シーアネモネ」↑なんかは

去年の日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2018で最優秀賞を取っていて、まだ全世界でも日本でしか販売されていない品種です。

この品種ともう一枚の写真の品種「ピンクワルツ」↓同じスプレーバラを一緒に並べておくと、ピンクワルツの方が良く売れます。

 

 

なぜだろう?と思うのですが、一概には言えませんがオーソドックスの方が万人受けするからだと思います。

 

花に対して玄人の人はシーアネモネを買っていかれるのですが、花をあまりよく知らないお客様はピンクワルツの方を買っていかれます。

 

自分に置き換えると、たとえば食事とかでも期間限定メニューなんか出ると注文して食してみますが、

結局いつも食べてる方が良かったなんてこともしばしば・・・・・・

要は普通が一番ってことですね。

 

といっても当店はなるべく「新品種」がでたら、買ってきてお店に並べていますので

お時間ある時にはお立ち寄りくださり、変わった品種をご覧になって下さい。

 

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社長

2代目花政社長 確かな技術と、onlyoneの精神の元、次々と作品を作りだす能力はピカイチ!!人の3倍のスピードで動きます。 花キューピット神奈川指導委員長やNフラワーデザインインターナショナルの理事なども兼任しつつ茅ヶ崎青年会議所の一員として茅ヶ崎発展と向上にも尽力しています。 なぜだか子供と犬に異常にモテる遊び心の持ち主、作る作品も遊び心いっぱいです。

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