先日。
といっても大分前になりますが…
横浜のクイーンズスクエア内にて
クイーンズカップなるものが開催されました。
女王の盃…
毎年開催されるのですが。
毎年違う「お題」に対して作品を作って競うのです。
今回のお題は…「ビクトリーブーケ」
何かに勝利した人に贈る作品を作った人もいれば
勝利を目指す人にエールを贈る作品を作った人もいて
多種多様な作品を見ていると、自分の心にフツフツと熱い気持ちが込み上げてくるのを感じました。
(※ちなみに写真は前回の時の作品ではありません…ごめんなさい)
人の感性とは不思議なもので、同じお題に対してこうも沢山の表現があるのだとびっくりしながらも
沢山のイメージやインスピレーションをもらって帰ってきました。
情熱の熱さが伝わってくる熱い力強い作品。
繊細で優しく。息をふきかけたら壊れてしまいそうな作品。
まるで、野原の上にいるかのような自然に咲く花をミニチュアの世界に閉じ込めた作品。。。
(※こちらもイメージ写真です)
今は沢山のお花の商品や技術が進んでいる中で、お花屋さんの原点はこれだなと思わされました。
花を贈る想い。。をお花屋さんは繋いできたのかな…と
そんなことを考えていたら
人から人への花の贈りものは
きっとアダムがイブの耳に野の花を差し込んで贈ったのが初めてなんじゃないかと妄想してしまいました。
アダムは奇麗だと思った花を、イブに見せたいと思ったし、贈りたいと思ったのです。
きっと…
イブの喜ぶ顔が見たいと…
そのころは宝石はもちろんなく、身を覆う服すらなかった時代…
奇麗なイブの顔の横で小さなピンク色…黄色かもしれない…花が揺れてさぞ奇麗だったことでしょう。
花を使ってなにかを表現することがなかった時代でも
花を奇麗だと感じ、だれかと分かち合いたいと感じる気持ちは一緒だったのではないでしょうか?
何も造形物のなかった時代に1輪の花を「愛する人」に贈ることをスタートだとして、
今は物の溢れた時代の中で
花を表現できる。
そんなお仕事を大切にしたいなと思いました。
他の芸術作品。
絵画や陶器などとは違って
1週間くらいでなくなってしまう作品たちが
沢山の人たちの目に触れ、感動が伝わったのならとても素敵です。
来年も再来年も、「花」のためにイベントに足を運ぶ人が増えることを願っています。
mio
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